父上

慶次郎

2010年04月06日 22:28

夕方、仕事をしていると母親から着信。
仕事中、家族からの着信はロクなことがないので、事務所から出て折り返すと、母親が


「荷物とどいたのか?」

???はぁ〜???

立て続けに

「今家か?」

???はぁ〜???

よくよく聞くと、父親が荷物を送ったらしい。
しかも、父親が春休みのため、世間も休みだと思い込んでおる。

火曜日の夕方4時に手前が家にいるかね?

緊急でもないので「堪忍してくれんかね」と電話を切る。

家に帰り、宅配ボックスにあった荷物を開けると、父親に貸した「花の慶次」、100本近くはある竹、ヤスリ、手紙が入っておる。

そういえば先日、実家に帰った時に、ネットで買った煙管の羅宇が気に入らんから竹を切って干しておいてくれと父親に言った覚えがある。
アレだ。
しかも、矢竹、篠竹、紋竹矢竹の三種類。

手紙には竹の加工の仕方と、「花の慶次」が面白いと書いてある。

父上、見事なアホである。

手前は、この父上に似てしまったらしい。


この竹で有難く新たな煙管を作ろうぞ。

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