風をあつめて

慶次郎

2009年08月14日 12:57

世間は盆。
昼休み、憩う茶屋も休み。
日射も厳しくないので、神田明神様の脇の公園で一服。

たまに吹き抜ける微風が涼しい。

緑が多いので蝉の声も凄い。

啼き方もいろいろ。
人と一緒であろう。

一歌馳走致す。

往く夏を
惜しみ啼く蝉
かぎろひの
命送りし
そよぐ夏風

「過ぎてゆく夏を惜しんで啼いている蝉の命もまた蜉蝣のように短い。そんな儚い命を夏の微風が送っているようでござるよ。」

今日の風流。
大儀であった!

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