2010年12月31日
2010総括

2010年も終わりであるが、今年は一言で言うと「疲れた1年」であった。
厄年の最後、後厄の年でもあり、結構無理の利かない時も正直あったな。
あまり詳しいことは書けないが、公私共に後手に回ることが多く、「らしくない」ところも皆に見せてしまった不甲斐なさを恥ずかしく思う。
思えば、年初に祖母が逝去し、精神的な余裕というものを失っていた。
更に、前職の仲間も二人逝き、失意甚だしい日々が追い討ちをかけた。
現実を受け入れるということに対し、己の躊躇を誤魔化していた。
当然、精彩を欠く自分の行動にも失望し、自他とも認める傾奇者の名折れにござった。
ここ数年で一番納得のいかない年という表現で敢えて表しておくことにする。
ここまでが反省点。
ただひとつ、まわりの心ある人たちに恵まれ、手前は幸せ者だということが救いであった。
齢を重ねるうちに、弱くなる自分を盛り立て、支えてくれる人たちに感謝の年であった。
ありがとう。
厄年も明ける2011年は、晴れやかに参ろうぞ。
傾奇者として生きるからには、恋も喧嘩も命懸けでないと面白くない。
「負け戦こそ面白い」という強がりのような慶次郎の言葉も心地好い。
そんな年を迎えたいと思う。
p.s.そんな今年が詰まった梅酒は、皮肉ではあるが嘘のように完璧な仕上がり。
花見が楽しみにござるな。
Posted by 慶次郎 at 23:44│Comments(0)
│傾奇者月語り