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2008年07月24日

土用丑の日の風流(長文)

げんかつぎぃのオレとしては土用丑の日にうなぎを食うのは日常だな。有名店とか老舗とかは混むし、うまい以上の風流にたどり着くためには、いい酒も必要ということで店を決めかねてると、ダビスタ仲間で飛び交うメール。そう、うちのライムカゼが凱旋門賞への出走を控えてるからね。いきつけのあうんの従業員たちからの「どうすか?」メール。「今日は朝からうなぎ食べるって決めてるけど、あうんはやるの?」と問うと料理長から「オーナーが仕入れに行ってるのであるはず」と返信。どうやらあるらしい。ということで行ってみたら、うなぎの醤油焼き!白焼きはあっさりしすぎ、タレは甘過ぎという貴兄のニーズを満たすこの一品。うなぎ自身の味がわかるギリギリのライン。付け合わせの山葵がまたいい仕事!天晴れ!うまい!このドスケベ共!産地偽装問題で近年で一番騒がしい土用丑の日。大型量販店が安さと利益を追求するあまり嘘をつくしか生きていく道を見つけられなかった業者。まだまだ冷凍庫には中国産の蒲焼きが眠ってると思うけど、嘘はやめましょう。魚価を
販売チャネルが決めるなんておかしいよ。野菜みたいに高い時や安い時がないとおかしいよ。やたらと安さを求める消費者も反省しましょう。国産うなぎが安いわけありません。安いからには理由があるんです。一連の騒動は因果応報だと思うよ。うなぎだってこの世に生を受けて死んでいくんです。「美味しい!」の言葉で成仏してもらいましょう。食べる方も大迷惑だったけど、ホントに求める人はどんな手を使っても食べるからね。正しいことをやってください。お願いします。今宵のうなぎも酒もひとしお。風流な夏の夜、大義であった!


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Posted by 慶次郎 at 22:02│Comments(0)旬を食らふ
 
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