2009年09月11日
吉原大好き

釣られた貴兄も多かろう(笑)。
他でもない。
最近ハマっておる隆慶一郎の「吉原御免状」。
主人公の名前は誠一郎。
宮本武蔵の弟子でメチャクチャ強い。
しかも情にもろい。
しかも皇族の血をひいている。
しかも吉原の愡名主。
かなり奇なるものである。
よくぞこれを思いついてくれたと思う。
花の慶次の原作「一無庵風流記」の作者、隆慶一郎の作品。
時代物のチャンバラ小説と思われ勝ちだが、遊廓吉原がいかにしてその名を後世に残すまでになったか、真実、漢というのが、本来どういう生き物なのか教えてくれる一冊。
隆慶一郎の文章というのは、情景どころか、自分がその主人公になっているような気分にさせてくれる。
描く漢の像は一貫して間違ってない漢。
だからこそ共感するのか、話が面白いからなのか、それは手前にもわからない。
漢を一生やるつもりなら読んでみるのもいいのではないのかね。
Posted by 慶次郎 at 00:14│Comments(2)
│もののふ
この記事へのコメント
こちらにもおじゃまします。
これ私も読みました。隆氏の小説は主人公にすごく魅力がありますね。
これ私も読みました。隆氏の小説は主人公にすごく魅力がありますね。
Posted by masa at 2009年09月12日 14:08
masaさん
早速コメントありがとうございます!
ホントですよね。
隆慶一郎さんの描く漢は自分にとっては憧れであり、理想であり、日々自分の精進のお手本です。
漢の道は1日にして成らずですね(笑)。
今日はこれから「漢」の勉強をしに「TAJOMARU」観に行ってきます!
早速コメントありがとうございます!
ホントですよね。
隆慶一郎さんの描く漢は自分にとっては憧れであり、理想であり、日々自分の精進のお手本です。
漢の道は1日にして成らずですね(笑)。
今日はこれから「漢」の勉強をしに「TAJOMARU」観に行ってきます!
Posted by 慶次郎 at 2009年09月12日 15:17